起業のアイデアを得るにはどうすれば良いのか

アイデアが浮かんだひと

起業するということはほとんどの場合、新しいアイデアが必要になってきます。例外として自分自身に高いスキルがある士業であったり、デザイナーなどの場合は新規なアイデアがなくても十分な収入を得ることができるでしょう。

しかしそうでないケースでは、何らかのコアとなる新しいアイデアがなければ起業をしても成功は難しいものとなります。なぜなら、他社と似たようなことをしていては起業したての方が規模が小さく、いわゆるスケールメリットで劣っているため、競争に負けてしまうからです。自分の会社にしかないという強みがなければ、大企業には太刀打ちできないでしょう。逆に、他にはないアイデアという武器があれば、従業員も少なく規模が小さくても高収益が期待できます。

起業のためのアイデアを見つけるには、一体どうすれば良いのでしょうか。これには大きく分けて二つの考え方があります。まず一つには、新しいことをなるべくインプットしておくということでしょう。人間は年をとるにつれて生活の様式や行動範囲が固定されてしまいますので、気が付くと同じ店にしか行かず、同じ人としか付き合わないということになってしまいがちです。ここを意識的に変えていき、今までと違う情報を自分の中に取り込むことで新たなアイデアが生まれるきっかけとなるかもしれません。

例えば、普段の自分なら行かないような街に行き、今まで敬遠していたようなお店に入って食事をするなどが有効です。人間関係に関しても同様で、自分にとって居心地のよい相手とばかり付き合うのではなく、これまで避けていたような少し苦手なタイプと接してみたり、幅広い年齢層の人と話すことで新たな気づきが生まれるということもあるでしょう。そうして得た新しい刺激と、自分自身の持っているスキルを組み合わせれば大まかなビジネスモデルが見えてきます。

もちろん思いついたことをそのままやるだけではダメで、きっちりとした検証は必要です。現実的にどうやってサービスを提供するのか、またその分野の将来性はどうか、収益が上がる見込みはどの程度あるか、などを考えた上でそのアイデアを実際に試してみるということが大切になります。

もうひとつの考え方として、既存のアイデアを組み合わせてみるというのも有効です。全く新しいものを思いつくというのは非常に難しいため、既に世の中にあるサービスを少しだけ変形させて、より使いやすくするという方がハードルは低いでしょう。もちろんこの場合、競合相手が存在するわけですから、競争に勝てるかどうか、自分の強みがあるかどうかということをしっかりと確認する必要があります。