起業にはメンターが必要か?見つけ方のヒントを解説

経営者の男性

勉強でもスポーツでも、そして仕事でも独学より優れた指導者についた方が上達が早い、と言われます。起業家というのは先駆者であり、指導者つまりメンターなど必要ないという説を唱える人もいないわけではありません。しかし、多くの優れた起業家はやはり同じように優れたメンターを持っており、彼らから多くを学ぶことによって事業にフィードバックし、成功を勝ち取ってきたのです。

特に若い起業家にありがちですが、自分自身の考え方が独創的で非常に価値があると勘違いしてしまうことがあります。しかし経験豊富なメンターについていれば、そういった勘違いをしにくいですし、自分の年齢では得られないようなものの見方をビジネスに取り込むことも可能です。事業の核となるアイデアや社員への接し方、組織づくりなど、試行錯誤しているより優れた人から学ぶという方が効率的なのは間違いありません。それでは、どのようにして自分にとって良いメンターを見つければ良いのでしょうか。

まずヒントとなるのは、自分がビジネスを展開したい分野での成功者を探すということです。同業者はライバルでもありますが、その業界での慣習や動向、それに市場との接し方など学べることは多いですし、結果を出している人間にはそれなりの理由があります。特にある程度年齢が上のメンターを見つけることで、自力では10年、20年かからないとわからないようなことも理解できるようになるのです。

起業家同士として出会うとなかなか近づく機会もないですから、もしビジネスを行う分野が決まっており、そのジャンルで大活躍している人がいれば、その経営者の会社に一旦入社するというのも一つの手段でしょう。従業員として優れた経営者から様々なことを学びとってから起業するというのは、一見遠回りのようにも見えますが実は非常に効果的なやり方です。

また人脈づくりなどに有効な交流会でも、優れたメンターに出会える可能性があります。この場合異業種交流会では全く畑違いの人と知り合うことになるため、なるべく同業種の交流会に出席するのが良いでしょう。メンターは起業する上で必ず必要なものではありませんが、長い目で見て事業を発展させるために非常に重要な役割を果たします。もし優れたメンターと出会い、親しくなって利害を超えたアドバイスをもらえるようになれば、大きな力となるのです。驕らず、優れた相手からは学ぼうという姿勢が大切になります。