主婦の起業の成功事例を紹介します

洗濯をしている主婦

専業・兼業を問わず、主婦といえば家の事ばかりやっていて社会的なスキルや人脈が乏しいという印象を持っている人も多いでしょう。しかし、そんな主婦が起業し成功したという事例も数多く存在します。どのようなビジネスを始めて成功にたどり着いたのか、その事例をいくつか見ていきましょう。

まず最初の事例は、とある子持ちの主婦のものです。彼女の息子はアトピーを持っており、食べ物によっては非常に症状が悪化してしまい大変な思いをしていました。その経験があったため、アトピーのある子供でも安心して食べられるものを提供したいと考え、アレルギー物質の入っていない、いわゆる除去食のオンライン販売を始めたのです。アトピーの子を持つ親にとって除去食は不可欠なものですが、取り扱い店舗も少なく遠くまで買いに行かなければならないため、このビジネスは大きく成功しました。

アトピーを持っている子供の数はそれほど多くなく、市場としては大きくないのですが除去食を専門に扱うオンラインショップがなく、また疾患を持つ親子にとって不可欠な商品であったことが成功の理由となっています。それまでビジネスとは無縁のところで主婦をしていても、家庭の中の苦労がこのアイデアを生み出したのです。また次の事例は、子供のいない専業主婦のものです。結婚を機に退職し主婦になったものの、時間を持て余していた彼女は何か手に職をつけようとプログラミングを学び始めました。元々パソコンをいじることが好きだったのもあり、オンラインのプログラミング教室を契約してからはめきめきと上達し、数年間かけてプロ並みの技術を習得するに至ったのです。その後個人事業主としてクラウドソーシングなどで少しずつ顧客をつかみ、収益が大きくなってからは法人化して数人の従業員を雇うまでになりました。

これらの事例からもわかるように、主婦には起業に対していくつかの強みがあります。まず配偶者が生活費を稼いでくるため、長期間のスパンでスキルを身につけられるという点です。通常の起業では数年以内に事業を軌道に乗せなければ、生活が成り立ちませんがその点主婦ならば時間をかけてビジネスを形にすることができます。また、ビジネスマン上がりの起業家では思いつかないような視点を持っている、というのも強みでしょう。ただ、通常の起業家のように、一日中仕事をしているわけにはいかず家事や育児などに時間を取られるため、事業の種類が限られるという欠点もあります。主婦が起業する際には、これらのメリットとデメリットを検討し、どういった形でビジネスを展開するかということを考える必要があるでしょう。