起業は怖くない!|起業指南所
起業は怖くない!|起業指南所

昭和から平成、そして令和へと時代が変わるにつれ、働き方も大きく変化してきました。昭和期にはほとんどの社会人はサラリーマンとして仕事をしており、ごく一部の人間しか経営側にはいなかったのです。しかし平成、そして令和へと移行するにつれ、起業へのハードルは確実に下がっており、必ずしも特別な人だけのものではなくなってきています。

家のデスク

これまでの年功序列型のシステムが働いていれば、会社員として仕事をするのも悪くはなかったでしょう。勤続していれば必ず給料は上がっていきますし、終身雇用も保障されていますから子育てや住宅ローンなども先が見えやすく、人生設計がしやすかったのです。しかし、終身雇用と年功序列が崩れ、長い不景気の時期には多くの起業が倒産しました。会社員であれば一生安泰という時代はもう終わってしまったのです。それだけではなく、全国に支店を持つ企業に勤めていれば、会社の命令によって強制的に転勤などを余儀なくされます。結婚して家庭を持ったとしても、家族と一緒にいられないなどの不都合も生じてしまうのです。こんな時代ですから、会社員生活に別れを告げて自分で起業しようという若者が増えるのは当然のことだと言えます。勤務時間も自由に選べますし、定年もないためしっかりと老後に備えることができるのです。不安定な時代だからこそ、起業という選択肢は非常に前向きなものだと言えます。

昭和の時代であれば、起業には大きなリスクが伴いました。まず何よりも株式会社あるいは有限会社を作るためには、多額の資本金が必要でしたし事務所を借りたり従業員を雇い入れるなど、初期のコストが莫大だったのです。経営が軌道に乗るまでには何年もかかるのが普通ですし、その間に資金繰りがうまくいかなくなれば、倒産という結果になってしまいます。

しかし、現代では株式会社を作るのにほとんど経費はかかりませんし、何より起業のための初期費用が格段に安くなっているのです。これはスモールビジネスといわれるものですが、その成立の理由の一つとして、IT/WEBサービスの充実が挙げられるでしょう。例えば何らかの商品を販売するにしても、昔なら店舗を構えなければならなかったところですが、現在はインターネット上にサイトを作り商品は倉庫に置いておいて発送するということができます。顧客との連絡もメールで済みますし、受注はホームページのシステムが行ってくれますから、余計な人件費がかかることもありません。何よりもIT/WEBサービス自体を事業内容とすれば、パソコン一台で起業できるという身軽さがあるのです。IT/WEBサービスの発達によってこういったいわゆるスモールビジネスがしやすい現状があるということが、このハードルを下げた最大の要因だと言えるでしょう。もちろんリスクが無いわけではありませんが、若者にとって起業しやすい現状だと言えます。